牧師からあなたへのメッセージ     



Short Message 7 岩橋文吉学長の心に残った話(2)

登山部で立山に登った時のこと。一行から遅れ、疲れがでて、もうだめだとひっくり返っていた。「来なければよかった。今から引き返そう」と考えていた時、下山者から声をかけられた。「あとどの位行くと小屋に着く」とか、「ガンバレ!」と励ましてくれる。励ましの声に元気、気力を取り戻し、登り始めた。リーダーが迎えに来てくれて、山小屋に無事たどりつくことが出来た。

 そのすぐ後で、山は濃霧に覆われ、視界はゼロになった。もしあの時、励ましの声がなかったら、引き返し、濃霧の中で遭難したかもしれないと思った。山の上り下りの途中、疲れている者をいたわり、励ましの声をかける優しさ、隣人愛の有難さをつくづくと思い知らされた。

 新約聖書のピリピ人への手紙2章4節に、「おのおの自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい」という言葉がある。思いやりの無さと不注意とにより、交通事故を起こし、死んでゆく人が多い。他人への思いやり、優しさを大切にしよう。

註 岩橋文吉先生は福岡女学院の第15代院長を務められた後に、4年制の福岡女学院大学人文学部が小郡の地に発足した時に、初代学長となり1990年4月から96年3月まで女子大生の教育に専念されました。岩橋先生の大学でのチャペルは、簡潔ながら印象に残るものが多くありました。いくつかの心に残ったお話をメモしていましたので、ご紹介します。

  













 

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