牧師からあなたへのメッセージ     



Short Message 29
 
「 キリストにならいて」からの抜粋
 

今回は霊性を高める古典的名著『キリストにならいて』(由木康訳、教文館、1973年)からの明言を抜粋して紹介しますので、自己反省の材料として用いて下さい。

第11章 イエスの十字架を愛する者の少ないこと
1.今やイエスの天国を慕う者は多くある。しかし彼の十字架を負う者は少ない。
2.彼の慰めを求める者は多い。しかし彼の患難を願う者は少ない。
3.彼と食卓を共にする者は多く見出される。しかし彼の断食に与る者は少ない。
4.私たちはみな彼と共に喜ぶことを願う。しかし彼のために多少でも苦しむことを望む者はまれである。
5. 多くの人はパンを裂かれるイエスに従う。しかし彼の苦難の杯をのむ人は少ない。
6.多くの奇跡に驚嘆する人は多い。しかし彼の十字架の辱めを受ける人は少ない。
7.多くの人は逆境にあわないうちはイエスを愛する。
8.多くの人は彼から何らかの慰めを受けているあいだは、彼を称えかつ祝福する。
9.しかし、イエスが御姿を隠し、わずかのひと時でも彼らをお離れになると、彼ら  はつぶやき始めるか落胆し出すかする。
10.イエスをイエスのために愛し、自分の慰めのために愛しない人は、あらゆる患難にも心の重苦しい時にも、大きな慰めを受けている時と等しく、彼をあがめる。
11.たといイエスが決して慰めをお与えにならなかったとしても、彼らはなおかつ常に彼をあがめ、彼に感謝をするであろう。
12.ああ、イエスに対する純愛は、自己愛と私利から解き放たれる時、いかに有力であることか!
13.常に慰めのみを求めるのは、すべて雇われ人ではないか。
14. たえず自分の利害損失を考えるのは、キリストより自分を愛することではないか。
15.少しの利害をも思わずに神に仕え、神を愛しようとする人は、どこに見出し得るであろうか?
16.いっさいのものを脱却するほど霊的な人は、はなはだ稀である。
17.真に心貧しく、すべての被造物から離脱している人を誰が見出し得るであろうか?
18.そのような人の価値は、はるかかなたの地の果てからもたらされた品のように貴重である。
19.人はいっさいの持ち物を施しても、なお数えるに足らない。.
20.激しい苦行をしても、まだ十分ではない。
21.あらゆる学芸に達していても、なお目標からは遠い。
22.また偉大な徳と熱烈な信仰を持っていても、まだ多分に欠けたところがある。

 以下省略。


 













 

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