牧師からあなたへのメッセージ     



Short Message 24 人間―光と闇の狭間に生きるもの
                                                   (その2)


 肉の働きは明白である。すなわち、不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、まじない、敵意、争い、そねみ、怒り、党派心、分裂、分派、ねたみ、泥酔、宴楽、およびそのたぐいである。(ガラテヤ人への手紙5章19-21節、口語訳)

 サタンも機関車のようにひっぱる力をもっています。サタン・悪魔と呼ばれる悪の霊、即ち神に反し、背き、敵対する霊は、神の御霊よりももっと多くの実を私たちの魂の中に生み出そうとします。19節〜21節の中には肉の働きにより結ばれる15個の実が書かれています。

 最初に、不品行、けがれ、好色と書かれています。人間が地上に存在し、生き続ける限り、男と女を悩ませる問題です。聖書の新共同訳では、「不品行、けがれ」は「姦淫、わいせつ」と訳されています。「不品行(姦淫)、けがれ(わいせつ)」はどういう意味でしょうか。これらは魂が病気になっている男女の行為、サタンの誘惑に陥り、異性に対して越えてはならない一線を越えてしまう行為です。そこには自己中心的欲望があり、神を恐れる心がありません。

 「主の祈り」に「私たちを誘惑に陥らせず、悪からお救いください」という句があります。誘惑は全ての人に望みますので、誘惑に陥らないように父なる神に祈るように勧められているのです。イエス・キリストはサタンの誘惑に対して完全に勝利されました。聖霊はキリストの勝利の力を、私たちの祈りに応えて与えてくださいます。

 健康で清い魂、神を恐れる魂は、異性を神から愛されている尊い人格と考えます。人格は決して欲望を満たす手段、道具となってはいけないのです。姦淫は神の掟を破り、自分の自己中心的欲望を異性において満たそうとする行為です。相手を自分の欲望達成の手段とする行為です。それは神から創造された人格の尊厳性を奪う行為なのです。

 自己中心の人、自分の欲望を満たそうと努力をする人は、その努力を妨げる人に敵意を抱き、争いを始めます。相手が自分よりも実力があり、自分の求めているものを奪い取ってしまうと憎しみ、そねみます。また怒ります。一人では弱いとなると、党派を作って、力の拡張を求めます。欲望が中心になっていますから、欲望がより多くかなえられる他のグループから誘われますと、分裂、分派が生じます。そして、弱い方はそれをねたむのです。

自分の欲望がかなえられないと、その欲求不満を解決するために、苦しみを忘れるために、酒におぼれて泥酔し、宴楽に全てを忘れようとし、その後で心の空しさ、やりきれなさで苦しむのです。サタンにひっぱられて生きる限り、このような実は次々と結ばれていくのです。

私たちは、それゆえに、「御霊によって支配されて歩きなさい」と命じられているのです。一日の初めに、10分或は30分の時間を作り、聖書を読み、学び、神の声を聞き、「今日も御霊が私の心を支配して、ひっぱって下さい。サタンの侵入から守って下さい」と祈ることが大切です。自分の心を御霊に開き、導かれることが大切です。

 













 

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